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シュミット壊れる




ミハエルとが何かを言い合っている。


またかとシュミットは思ったがやはりほっておくことも出来ずに話しかける。


・・・床につくほど深いため息をつきながら。



どうしたんだ。今度は…。



問いかけられたミハエルは、ガバッとシュミットに飛びかかった。


少々ひるんでいるシュミットを気にも留めずぎゅっと抱きつく。



シュミット…ひどいんだよ!


が毎夜のように僕以外に体を許すんだよっ!?



ミハエルは涙をいっぱいにためて言い放った。



・・・は?ってええぇぇえっ!!!?///



シュミットは真っ赤になってミハエルをかろうじて体から離すと


大量に水を含んだ粘土の如くよたよたと


近くにあった椅子の上にお尻から崩れ落ちた。



だっ大丈夫シュミット?



シュミットは顔に赤ペンキを塗ったように染めたまま叫ぶ。



ミハエルっ今の発言は過激すぎだぞっ!!



と言ったとたん自分の発言にも恥ずかしくなって顔を手で押さえる。



だって…



だってじゃない!でそれは本当なのか?///



えっでもいつも寝込みを襲われるんだから不可抗力だよ…。



それを聞いシュミットは吹き出す。



つっ!?よっ夜毎に寝込みを襲われてるってっ!?///



しかも僕以外だよっ!?



ミハエルが信じられないよと言わんばかりに悲痛な表情で叫ぶ。



・・・ミハエルも、襲ったらダメに決まってるだろうっ!!



シュミットは力の限りに叫ぶ。


ミハエルはぶぅっとほっぺをいっぱいに膨らませて言う。



だって僕は許可済みだもんっ!



許可って…えぇっ―!?



シュミットの顔が赤ペンキからドロドロのトマトソースのように赤みを増す。



双子のサンダースがしてたみたいにお休みのキスがないと眠れないって。



あはは習慣が抜けなくてね。でもキスって言ってもほっぺかおでこだよ。



ミハエルの言葉にが付け加える。



えっと…


ミハエルの方が襲うって言うのはお休みのキスのことなのか///



うんそうだよ?



はきょとんとした顔をする。



シュミットはホッと胸をなでおろした。



しかしミハエルは言う。



でも最近、僕以外に毎夜カラダを…



だから不可抗力だって。



シュミットはさっきミハエルがしている


お休みのキスのことを聞いたので安心していたので


ミハエルの次に紡いだ言葉はクリティカルヒットだった。



は嫌じゃないの?挿入されて痕が残ってるのに!?



え、えぇっそっ、そうにゅっ、あっ痕っ〜〜!!?///



シュミットはもう声が揺れて動揺が走っているのが



普段の彼を知っている者なら明らかだった。



だけど跡は治るよ。



僕は心のことを言ってるのっ!!



もうこれは犯罪の域なんじゃ…



当たり前だよ。僕以外がの視界に入るのだって嫌なのにっ!!



ミハエルはさりげに爆弾発言をしたががそれを逃すはずがなく



ミハエル、サンダースと同類の域に入ってるよ…(汗)



えぇっ!やぁ僕シスコンじゃないもん!!



・・・とりあえず監督に、報告した方が・・・いいか?



シュミットはしどろもどろになりながら言う。



えぇっ?これくらい大丈夫だって!!



ダメだよ!


これ以上が犯されるのを見てられないっ!!



ミハエルが叫ぶ。



もしこれが本当のことだとしたら…の双子の兄サンダースは・・・・・・



シュミットは1人ごとのように呟くと


ぐはあぁぁ!!っと苦しみだした。



しゅ、シュミット本当にに大丈夫?休んだ方がいいよ。



が言うが早いかシュミットは叫んだ。



テロだテロが起きる!!どこに逃げればいいんだ―っ!?



シュミット落ち着いてっ!?



落ち着いてるさ!


この回避不可能な事態をを回避する案をーー!!!


はははははっはははっはははははははははー!!!



しゅシュミット・・・(汗)



シュミットは永遠と笑い続けている。



そこへアドルフがやってきた。



倒したぞーってシュミット、どっどうしたんだよ!!?



あぁ、アドルフありがとう。


シュミットは良くわからないんだけど。


それで本当に倒したんだねっ!?


毎夜のように刺されて痒かったんだよ〜。



あぁそうだよな蚊の針を挿入されて


血を吸われるだけなのに虫刺されの痕まで出来るしなぁ〜。



笑い続けるシュミットを不安に思いながらもにこやかに話す。



えっ蚊?



シュミットが笑うのをぴたりと止めて問う。



そうだよ。最近私の部屋に蚊がいてね。



毎夜は蚊に犯されていたんだよ。


全く許しがたい蚊だよ!!



ミハエルも言った。



・・・、ふふふっ。



接着剤に塗りこめられたように固まっていたシュミットが



急に再び乾いた笑いを発しだした。



しゅ、シュミット?



ミハエルたちはいよいよ不安の混じった不信感を抱く。



ふふふっふふふ、ふはははははっはははははーーーーーー!!!



次第にシュミットは目が空ろになって笑いながら踊りはじめた。


その姿は壊れたオルゴール付きの人形のようだった。


シュミットのただならぬ様子にアドルフは叫ぶ。



え、えっと、とりあえずこういう時は...


にっ逃げるんだーー、ミハエルっ〜〜!!



なっなんだか分からないけどその方が良さそうだね。行くよ





数時間後、部屋で1人自己嫌悪に駆られている


シュミットの姿が確認された...




ended


シュミット壊れる。そのまんまです。
クールな彼がたじろいだりするシーンが結構好きです。



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