大学の制度〜単位上限制〜について
| 今回は大学の制度の単位上限制についてです。 最近各大学ともブームになりつつある制度で、 単位上限制とは学生が1年(または各学期)で 取れる単位が決まっていることです。 例えば1年で40単位までと決まっていると 春学期で22単位取った人は秋学期は18単位しか取れません。 各大学はだいたい卒業までに124単位以上あれば卒業できます。 なので、1年で40単位までと決まっている大学であれば 卒業単位を取るには最短でも3年と半学期必要となります。 つまり言い換えればちゃんとまじめに単位を取っている生徒でも 4年生の春学期では大学の勉強と就職活動を平行して やらなければならないということになります。 少しでも怠けると4年では卒業できなくなりますので 授業へはみんな出てきます。 が、少々強制されている雰囲気があるので生徒には不評です。 そうなると生徒のやる気ないので授業中の私語(おしゃべり)や 出席の不正行為(替え玉出席や遅刻)が多くなり 結果として全体的に授業の質が落ちます。 また最近では少し就職率がよくなったとはいえ 未だ就職活動は勉学と平行では難しいのが現状です。 このように単位上限制は諸問題が多いのが難点です。 今回はこの単位上限制で大学へ提出しようと思っていた 文章を載せます。 ========================== 本大学での単位上限制について 私の大学では現在単位上限制は導入されていない。 しかしここ最近の他大学の傾向をみると 導入に前向きな大学が多いように思われる。 それは日本の大学が海外の大学から見ると 入学にくくと卒業しやすいと言う傾向があるからだろう。 学生の学業意識が入学直前をピークに下り坂になってゆくのを なんとかして食い止めたいと言う日本の大学の意図を感じる。 しかしこの単位上限制を本大学で実施するとしたならどうだろう。 本大学の人文学科では幅広い分野を学べるオープン形式が 他大学よりより魅力的な特色となっている。 単位上限制は文字通り取得できる単位を制限するものである。 これはこの人文学科の一番の特徴である幅広く学ぶと言う 方針に逸脱するものである。 また単位上限制によって幅広い知識の取得を目指して 入学してきた学生にとっては学習の機会を失うことになる。 単位上限制は他大学の文学部などといった 学ぶ内容がある程度固まっている学科にとってのみ 有益になものと考える。 したがって私は、本大学での単位上限制については断固反対する。
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