会話小説同盟
〜もっとオレたちにしゃべらせろ!!〜
私はよく小説を読んでいて思います。
どうして地の文が大半を占めていて
キャラクター同士の会話がこんなに少ないのだろうと。
またどうしてこんなに少ない会話の中で
信頼関係または恋愛に発展するのだろうかと。
確かに地の文は大事です。
細やかな状況説明や風景の描写を
キャラクターにしゃべらせるのには若干無理があります。
しかし私は小説という読み物をもっとリアルに表現したいのです。
もちろん主人公の視点から話を展開する技法もあります。
ただその方法ではあまりにも読者がその主人公のことを考える機会がありません。
主人公は○○で悲しいと思った。と地の文にあれば、
キャラクター同士の会話がどうであれ、
その説明どおり○○で悲しいと理解してしまうのです。
現実(リアル)では地の文やナレーションは存在しません。
その人の言葉からしかその人の心を知ることはできないのです。
だからこそ現実ではすれ違いが多くストレスをより強く感じるのです。
このような現実味をより表現するために
地の文を減らすことによってキャラクター同士の会話を増やす。
しかし誰がしゃべっているのかはしっかりと地の文に記載して混乱をなくす。
そのことによりもっとキャラクターに親近感と愛着をもって
読みたいおよび読んでもらいたいと思い、
この「会話小説同盟〜もっとオレたちにしゃべらせろ!!〜」を立ち上げました。
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